Surface 2の時計が遅れて困る場合の対処方法
【 Tips / 時刻の合わせ方】デスクトップ画面で時刻表示をタップ ⇒ 「日付と時刻の設定の変更」をタップ の操作で、時刻を調整できます。さらに「カレンダーの設定の変更」から、日付や時刻の表示形式をカスタマイズすることもできます。 pic.twitter.com/FcFmrf25YW
— Surface Japan (@SurfaceJP) 2014, 5月 15
最近は、スマホを時計代わりにすることが多いが、Surface 2はどうか
スマホは常時時計が表示されており、また、常に携帯もしているので、時計代わりに使っているケースも多いです。
スマホの時刻はかなり正確です。私のiPhoneもいつも正確な時刻を表示しています。これは、インターネット上で自動で時刻合わせをする機能によるものです。
ところが、Windows OSは一週間に一回しか時刻合わせをしないので、その間に数分狂うことがあります。Surface 2も例外ではありません。
この仕様、何とかならないのでしょうか?
対処法1:手動でタイムサーバーと同期
冒頭でSurface公式アカウントさんが紹介している手順で、任意のタイミングで手動によりタイムサーバーとの同期を行うことが可能です。
「インターネット時刻」の「設定の変更」を選択し、「今すぐ更新」をクリック。
手動でタイムサーバーと同期され、正確な時刻に合わせられたことが確認できます。これにより、私のSurface 2では2分の遅れが直りました。
しかし、どうせなら自動で正確な時刻をキープしてもらいたいところです。何か設定方法はないかとおもい公式さんに確認したところ、
@rtsurface 本件に関する方法について公式の情報はございませんが、レジストリを変更する方法で試されている方もおられるようですね。自己責任の範囲において試してみてはいかがでしょうか。
— Surface Japan (@SurfaceJP) 2014, 5月 16
そのような設定項目はない、とのこと。残念。
対処法2.レジストリ編集でタイムサーバーとの同期間隔を短縮
今回、以下のサイトの情報を参考にさせていただきました。ありがとうございます。
Windows8 - 日付と時刻 NTPサーバーの同期間隔の変更方法 - PC設定のカルマ
Windowsでntp同期間隔を短くする - uehatsu's tech blog
以下、レジストリ編集は自己責任になります。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\W32Time\TimeProviders\NtpClientの「SpecialPollInterval」の値を、デフォルトの604800(単位:秒)から任意の値に変更すればOKです。
私は「101200」に変更してみました。すると、次回の同期日時が1日と4時間後に設定されていることがわかります。
これで、明日からそれほど大きく狂うことはないでしょう。
結論:レジストリいじらないと設定できないのはどうなのか?同期間隔は1日がデフォルトでよい
システムの時計は自動で正確に保たれたほうがよいと思います。
特に、頻繁に携帯して時刻やリマインダーを見るタブレットだけに、タイムサーバーとの自動同期が1週間に1回というXP時代の設定を引きずっているのは実態に合わないのではないでしょうか?
ここはiPhoneなどを見習って、同期間隔の初期設定をぜひ短縮していただきたいところです。