楽しくて役立つ!Surface無料特別セミナー再現レポート
本日6月21日、Surfaceファン待望のイベント「Surface無料特別セミナー」が品川のMicrosoft本社で開催されました。
このイベントは先着50名の限定イベントでしたが、限定にしておくにはもったいないイベントだったので、参加できなかった方にも是非内容を知っていただきたいと思い、その模様を実況中継風にまとめてみました。
やはり、エバンジェリスト高橋忍さんは圧巻でしたし、また、「おお、この方が」というサプライズゲストもあって盛りだくさんの内容でしたよ!
イベントの構成!
※素人写真のため、見づらいのはご容赦ください
イベントは3部=登壇者お二人による講演+レセプションツアーという構成でした。
トップバッターのWindows本部エグゼクティブプロダクトマネージャー・藤原正三さんのお話はWindows 8→Windows 8.1→Windows 8.1 Updateの変更点と、メール・IE・ニュース・スポーツなどの標準アプリの使用方法についてでした。
どちらかというと入門編という感じです。
Windows 8.1の進化
標準メールアプリのメール自動振り分け機能(Outlook.comとの連動)
そして、藤原さんのセッション最後にMicrosoft MVPさくしまたかえさんがサプライズゲストとして登場!Surfaceのユーザーコミュニティのモデレータも務められています。
さくしまさんの講演は時間が押していたので写真1枚しか撮れませんでした。すみません。「薄さ・軽さによる機動力」「クラウドの便利さ(Outlook.com、OneNote、OneDrive)」を中心に、Surfaceの魅力についてお話しされました。
いや~メッセージがびしっと絞り込まれたプレゼンですよ。お話の時間があまりなかったのが残念。別の機会にじっくりお聞きしたいと思いました。
※ご本人のブログで資料がアップされました。こちらです。
注目の高橋忍さんのセッションは時系列を追って
さて、注目の高橋さんのセッションの演題は「SurfaceとWindows 8.1を120%楽しもう」ですが、「Surface Hacks!!」というテンションが上がる副題がついていました。
まず初めに、キーボードショートカットの使いこなし。ファンクションキーとスクリーンショットのTips。Fn+Capsを使わないと日本語変換が手間ですし。
続いて初代Surface RT&Proユーザー向けのマニアックネタ。スタンドの向きを逆転。
180度-22.5度=157.5度 ということは…
Pro 3と同じ! さすがに少し無理な体勢ですが。
お話は「Surfaceを守る」に入ります。マジメなお話ですが、ここのポイントは、ズバリ「Surfaceの背面保護カバー」。
詳しくは、高橋さんのブログのSurface背面保護シリーズをご参照ください。今日のシールは「窓辺ファミリー」版になっていました。いわゆる「痛化」というやつですね。
ここからは、 残念ながらペンの活用法というPro専用ネタ。RTでも全くできないことはないですが…。
OneNoteはもちろん、PowerPointのプレゼン中にも手書きが可能。
意外と便利そうだったのが以前からある付箋紙アプリ。付箋の外側に書いていくと自動で付箋が広がる! Microsoft社員でもあまり知らないネタとのこと。ここまで作りこんでいたとは知らなかったです。
画面の領域を切り取る「Snipping Tools」でも、ペンオペレーションが可能です。
ちなみに、ペンはMicrosoft社内でも紛失する方が多く、その場合市販のデジタイザペンでも代用できるとのこと。ただし、最近はSurfaceのペンが一番入手性がよいようです。
続いては、高橋さんおすすめのWindowsストアアプリ集。大定番と高橋さんのチョイス。Googleの検索アプリは競合企業ながら模範的な出来栄えだそうです。
しかし、高橋さん! TV視聴アプリ「Station TV Link」はARM非対応なのです。RTユーザーの悲鳴が聞こえる!
最後に、Surfaceでの動画視聴はとてもよいですよ、というお話。Surfaceの10インチスクリーンを50㎝先で見るのは、40インチ液晶テレビを2m先で見るのに相当するそうです。なるほどー。
Surface(初代RT除く)は、画面がフルHDでスピーカーの音質もよいので動画視聴向きです。ただし、しつこいですがStation TV Linkが非対応なのでテレビは見れないです。RTは
あと、内緒の話として、
というお話がありました。使えるのに公表しないのは何か事情があるはずですが、とにかく使えば動くということなのでしょう。
最後に、本日の高橋さんからのメッセージ
こんな感じで、終始楽しい雰囲気でセッションは終了しました。文字では面白さを半分も伝えられないので、ぜひ今後も高橋さんや他のエバンジェリストの方が登壇する一般向けイベントを増やしていただきたいです。
Surface Pro 3(実物)がフライングお目見え!
現在、国内では予約受付中で、まだどこにも展示されていないSurface Pro 3の実物が展示されました。
海外では6月20日に発売済ですが、現物がついに目の前に。
これがSurface Pro 3だ! モックではない!
しかし、私は現物を目にして、これまで海外サイトの絶賛レビューを読んで前のめりになっていたのが冷静になりました。
私はRTでずっとやってきたじゃないか。これでいいのか?>私
こんなことを思ったのはおそらく私だけでしょうが。
レセプションツアー
レセプションツアーでは、講演者お二人が二班に分かれて30~31Fの展示コーナーをご案内いただきました。未来型の仕事場や、モデルルーム、歴代のMicrosoftキーボード&マウスなど。
Microsoft社内はフリーアドレス(座席が固定でない)で、電話はLyncに転送されヘッドセットで会話しているとのこと。また、Lyncで米本社との電話会議なども行うそうです。
展示スペースの巨大モニターは実はWindows 8で動いているというお話
タッチ操舵しているのが高橋さん。そういえば、もともとSurfaceとは、巨大画面のテーブルトップPCのブランドでした。
結論:イベントは楽しい。ユーザー向けイベントを増やしていただきたいな、と
今回はMicrosoft幹部、エバンジェリスト、MVPの方から直接お話が聞け、充実した3時間でした。
Apple Storeなどはかなり頻繁にイベントをやっているので、Microsoftも開発者向けのみならず、もっとコンシューマーとの接点を増やしていただきたいなと思いました。
また、やはり「タブレット型をしたパソコン」であるProシリーズよりも、制約条件がきついRTシリーズの使いこなしについては、私のコンテンツが何かお役に立てる余地があるのかなと。
いつか、自分もわかりやすく面白いプレゼンができるようになりたい。エバンジェリスト見習いにでもなれないかな?
ともあれ、登壇者の皆様、本イベントを企画されたWindowsストア担当の安田様、スタッフの皆様、大変お疲れ様でした!