Surface 2非公式マニュアル(25) Surface 2でも使える新世代家計簿サービス
もう止められない・・。家計簿も確定申告もクラウドへ
クラウドとモバイルアプリは、ここ数年であっという間に家庭用「パソコンソフト」の守備範囲を隅に追いやりました。
特に、ここ1~2年の進歩が著しいのが、家庭でのパソコン利用の有力分野であった「年賀状」と、今回ご紹介する「家計簿」、それに「確定申告」です。
新世代のクラウドとモバイルによって、「帳簿をつける」というグータラ人間にはきわめてつらい作業がパソコンソフトよりも簡単・便利に済ますことができる。
少なくとも試してみて損はないと私は思います。
Surface 2でも使える新世代家計簿サービス:ZaimとMoneyForward
実は、iPhone用の家計簿ソフトは既に大量に出回っているのですが、マルチデバイスで使えるサービスは多くありません。
Webからもアプリからも使えるサービスとしては、「Zaim」「Money Forward」の2つが双璧です。
レシート撮影で自動記入!:Zaim
<追記>
2月27日、Zaimも口座情報の自動取得に対応したことが発表されました。こうなると、完全無料のZaimの一択かもしれませんね。私もMoney Forwardの有料版はやめました。(追記終わり)
家計簿をつける目的は、大きく分けると日々の支出管理と資産管理になるかと思いますが、Zaimは前者により強みのあるサービスです。
レシートをiPhoneのカメラでパシャッと撮れば、入力が完了します。
書籍のレシートを撮影すると、支出金額に加え、購入日や購入した本屋さんの名前も入力されました。
Surface 2からは、Webサイトで支出の分析や細かい設定ができます。当然データはiPhone版と共通なので、シーンに応じて使い分けると便利です。
自動で資産管理:Money Forward
一方、Money Forwardは、「資産管理」に重点のあるサービスです。
オンラインバンキングやクレジットカード口座のアカウントを登録しておくと、自動で残高や支払いの情報を取得してまとめてくれます。
いわゆる「アカウントアグリゲーション」サービスです。
銀行の入出金やカード情報をもとに、自動で家計簿を作成してくれるので、家計簿作成の手間がなくなります。
手間をかけずに、毎月の支出がわかるので、忙しいあなたにピッタリです。
支払いをクレジットカードにしておけば明細までわかります。
レシートを撮影する手間さえ省けるので、究極のグータラ人間向けツールです。
ただ、銀行口座のパスワードを外部サービスに預けるのには、抵抗があるかもしれません。現金払いに弱いので、アプリ「RecoReco」と併用するなどの工夫も必要です。
また、無料版には一部機能制限があります。
その意味では、「Zaim」のほうがより間口が広いサービスといえるでしょう。
結論:家計簿つけるのに、もはやパソコンソフトは要らない
ここまでWebサービスが進化してきた結果、デスクトップアプリが動作しないSurface 2のハンディは急速に解消に向かっています。
家庭用のメインマシンとして、これからますますSurface 2の存在感は増していくでしょう。
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