【お正月特集(2)】教訓:年賀状が苦痛なあなたは、来年から「クラウドとスマホ」が激おすすめ
「クラウドガール」戸倉彩さん @ayatokura の年賀状2014!
年末年始に憂鬱な「年賀状」を救うのは、クラウドとスマホ
さて、長かった正月休みもあとわずか、皆様いかがお過ごしでしょうか。
世の中には、ざっくり言って2種類の人がいます。年賀状が普通に書ける人と、苦痛で仕方ない人です。お世話になっている方々には大変失礼ながら私は断然後者なのです・・。
前者の方にはあまり役に立たないかもしれません。そう、年賀状作成の手間をいかに少なくするかが来年の、いや違ったこの記事のテーマです。
年賀状の歴史:クラウドとスマホは、年賀状の進化の到達点
昔々、年賀状は手書きとハンコで作っていました。筆で書く人も多くいました。先人は日曜しかない休日を丸一日つぶして年賀状を書いていました。(偉すぎる…)
その後、「プリントゴッコ」なるものが発明され、「おお、なんだこの便利な機械は!!」と爆発的に売れました。なお、同製品は2008年に販売終了しています。
1995年ごろ、もう1つの転機が訪れます。Windows95とともにパソコンが普及したことで、パソコンで年賀状を作る方が増え、年賀状ソフトと素材集は年末の定番商品になりました。
一方、それでも救われないグータラ人間もいました。(私のことですが)
しかーし、クラウドとスマホの普及が、ついにグータラ人間を救う日がきた!
これが、ざっくり説明する年賀状の歴史です。(ざっくりしすぎてる?気のせいです)
グータラ人間が年賀状作るには、作成のハードルをメチャクチャさげるしかない
パソコンで年賀状を作る際に、グータラ人間は以下のハードルを抱えることになります。
- はがきを買うのがめんどくさい
- 素材を探してレイアウトするのがめんどくさい
- 宛名を入力するのがめんどくさい
- 印刷するのがめんどくさい
- そもそも、去年もらった年賀状を探すのがめんどくさい
この「五難」を払うのクラウドとスマホです!
グータラ人間におすすめする年賀状クラウドとスマホアプリ5選
以下、必要な機材は、Surface 2などWebが使えるキーボード付きマシンとiPhoneです。順を追っていきましょう。途中から「クラウド」コースと「スマホ」コースに分かれます。
1 写真の用意
まず、年賀状作成に必要な素材、これは「写真」と「フレーム」でOKです。まず、「写真」は旅行や行事で撮ったものを流用します。
使うアプリは、「Camera+」と「SkyDrive」。なぜ、Camera+を使うかというと、撮影画像のサイズを1200*900ピクセル(200~300KB)まで縮小できるからです。標準のカメラで撮るとこの10倍程度のサイズになり、あっという間にクラウドと内蔵メモリがいっぱいになってしまいます。
一応無料の「LINE camera」でも代用可能です。
写真を撮影して帰宅し、自宅のWi-Fiに接続すると、アプリ「SkyDrive」が撮った写真を自動でクラウド(「カメラロール」フォルダ)にバックアップしてくれます。これで写真の準備はOKです。
2-1 クラウドコース:「Yahoo!」または「ウェブポ」
クラウド上で完結する年賀状サービスとしては、現時点では以下の2つが双璧と言えるでしょう。
・Yahoo! JAPAN年賀状
・ウェブポ
どちらも、テンプレートを選択し、写真やメッセージをレイアウトすれば裏面のデザインが完成。その後、宛名の記入、はがきの購入・投函まですべてウェブサービス上で完結します。
はがき不用、ソフト不用、プリンター不用、支払いもクレカ一発。
ただし、最初に宛名の入力をするのだけが面倒なのです。
2-2 スマホコース:「はがきデザインキット2014」
日本郵便謹製のiPhoneアプリです。他にもアプリはありますが、純正品の安定感はピカイチ!
こちらも、お手軽度はウェブサービスに負けていません。テンプレに写真をはめ込み、イラストやテキストを書いて終了。
あとは、発送するのみ。住所ではなく、携帯の電話番号やメルアドでも送れます。
こちらの記事に、詳しい作成手順が紹介されています。
[iPhone, iPad] はがきデザインキット: 日本郵便から年賀状作成アプリが登場。投函まで楽々お任せ!無料。 - たのしいiPhone! AppBank
おっと、もらった年賀状はスキャンしてクラウドへ!
もらった年賀状は、散逸しないうちにスキャンしてクラウドへ保存をお忘れなく。
これで例年のごとく年末にハガキを探し回る必要はありません。
EvernoteやOneNoteのOCR機能で住所をすかさずリッピングし、住所入力の手間を省略。
お年玉ハガキの当選を確認したら、本体は処分。
来年から、コレであなたも年賀状OK!!
以上、時期はずれの年賀状記事でした。