Surface Pro 4 / 3 ビジネス活用日記

Surface Pro 4 / Surface 3 の意外と知らない活用法を発信します

Surface Pro 3 は、スリープ中に Windows Update を実行することが可能

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Surface Pro 3 は、夜間に Windows Update を実行させることはできないのか?

 

 

Surface Pro 3 の搭載する Windows 8.1 では、初期状態では、Windows Update を含む自動メンテナンスを毎日午前 2 時に実行するようになっています。

 

午前 2 時には、多くの場合マシンはスリープ状態になっていることから、 コントロール パネルには、「スケジュールされたメンテナンスによるコンピューターのスリープ解除を許可する」という設定が用意されています。

 

しかし、Surface Pro 3 の場合、この部分はグレーアウトしており、設定できません。

これは、Surface Pro 3 では夜間に自動メンテナンスを実行することはできないということなのでしょうか?

 

Surface Pro 3 はスリープ状態のままで自動メンテナンスを実行できる

 

 

実は、この項目が設定できないのは、設定する必要がないからです。

 

Surface Pro 3 は、スリープ状態を解除しなくても、スリープのままで自動メンテナンスを実行することが可能です。

これは、Surface Pro 3 のスリープは、 InstantGo ないし Connected Standy と呼ばれる状態になるためです。

 

システムログを参照すると、夜間に更新プログラムのインストールが行われていることがわかります。

 

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Powercfg /batteryreport のログを参照すると、この間、システムはずっとスリープ状態でした。

 

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Connected Stanby についての技術文書

 

 

技術文書を参照すると、 Connected Standby 状態では、 AC 電源に接続されている場合、自動メンテナンスが行われることが記載されています。

 

ご関心のある方は、こちらをご参照ください。

 

Other connected standby functionality (Windows Drivers)