OneDriveの容量が大幅追加(無料で7→15GB)で使い勝手がさらに改善
1. OneDrive will come with 15 GB for free (up from 7 GB)
2. All versions of Office 365 will come with 1 TB of OneDrive storage
Surface 2の必携サービス・OneDriveがパワーアップ
Microsoftは、Windows 8.1標準のクラウドストレージサービスであるOneDriveの保存容量を7月から大幅にパワーアップすることを発表しました。現時点ではまだ反映されていません。
米Microsoft、無料で使えるOneDrive容量を15GBに -INTERNET Watch
Microsoft、OneDriveの無料容量をGoogleと同じ15Gバイトに 有料分も大幅値下げ - ITmedia ニュース
冒頭の公式発表文では、「ユーザーの4分の3はデータ容量が15GB以内に収まっている」としていますが、昨年5月にGoogle Driveの無料容量が15GBになり、続いて今年3月に有料プランが大幅値下げになったのに対抗する意図がありそうです。
Googleアカウントの無料クラウドストレージ、統合で15Gバイトに - ITmedia ニュース
Googleドライブの有料版が大幅値下げ 1TBは月額50ドルが10ドルに - ITmedia ニュース
実際、改定後の料金を比べてみると、
Google DriveとOneDrive(改定後)の料金プラン比較
<Google Drive>
15GB→無料
100GB→月間1.99ドル
1TB→月間9.99ドル
<OneDrive(改定後)>
15GB→無料
100GB→月間1.99ドル
200GB→月間3.99ドル
1TB→Office 365契約者向けに標準で提供(月間6.99ドル~。日本では個人向けサービス未提供)
無料容量や、容量当たりの単価はGoogleと同じであることがわかります。
また、1TBプランはOffice 365とセットであることから、ストレージ容量は事実上オマケといってもよいほどのすごいコストパフォーマンスになっています。
Surface 2ユーザーには直ちに恩恵が薄いが、継続利用に安心感
Surface 2ユーザーは、購入特典として、OneDriveの容量200GBを無料で2年間利用できます。
したがって、今回の容量追加は特典の2年間の間は恩恵が薄いですが、特典期間終了後にも大容量を比較的低い料金で継続して利用できるという安心感はありそうです。
ただし、以前からのユーザーとしては突っ込みたいところが1つ。
<無料で使える容量の推移>
25GB → 7GB→ボーナス容量の追加(カメラロール機能で3GBなど) → 15GB(今ここ)
何か、近い将来25GBに戻りそうな気もしないではありません…が、企業間の競争によるユーザーメリットのある改定ということで、歓迎したいと思います。