Surface Pro 3のファームウェアアップデートでハードウェアの不具合を解消する
Windows Updateで配信されるシステム ファームウェア更新プログラム
Surface Pro 3のハードウェアの不具合は、ファームウェアアップデートで解消することがある
Surfaceを使っているうち、何らかの不具合やトラブルに遭遇することがあります。
こうしたトラブルのうち、Wi-Fiや電源関係など、ハードウェアに関係する問題は、システムファームウェアのアップデートで解消することがあります。
交換や修理を検討する前に、ファームウェアアップデートを実行するのはもっとも容易に実施できるトラブル解決策です。
この記事では、ファームウェアアップデートの方法と、これまでにどのような不具合が解決したのかについてまとめてみました。
システムファームウェアは、常に最新のものに!
システムファームウェアとは、システムの電源管理、Wi-Fiやタッチパネルなどの内蔵デバイス、Type Coverなどの周辺機器など、ハードウェアの動作を制御するソフトウェアのことを指します。
これを最新のものに更新することで、製品の発売後に発見された不具合が解消することがあります。
システムファームウェアは、常に最新のものを利用しておくと安心です。
(まれにファームウェアアップデートにより別の問題が発生することはありますが。)
ファームウェアアップデートの実施方法:基本は自動で適用
Surfaceの場合、多くのWindowsパソコンと異なり、Windows Updateでファームウェアアップデートを行います。
Windows 8.1の初期設定では、システムが自動的にファームウェアをダウンロード・インストールしてくれるようになっているので、ユーザーは基本的に特に何かする必要はありません。
ファームウェアアップデートが自動でインストールされた場合、ロック画面やシャットダウン時に再起動を促すメッセージが表示されます。それでも再起動しないでいた場合は、1日以内に自動的に再起動され、適用しそこなうことを防止しています。
アップデートには数分から数十分を要することがあるので、作業終了時や就寝時に実施するのがよいでしょう。
なお、Surface Proシリーズの場合、Windows Updateを自動的に適用しない設定にすることもできますが、推奨されていません。私もおすすめしません。
ファームウェアアップデートで、こんな不具合が直った!
これまでに配信されたシステムファームウェアの履歴と内容は、以下の公式ページ(英語)で確認することができます。
なお、日本語版のページもありますが、最新の情報が反映されていないことがあるので、直近の更新について知るには英語版が確実です。
Microsoft Surface update history | Surface firmware updates
システムの安定性の向上、バッテリー動作時間の延長、Type CoverやSurfaceペンなどの周辺機器の動作改善、Wi-Fi・Bluetooth接続の改善など、多岐にわたる不具合が解消されていることがわかると思います。
結論:ファームウェアは最新に!(再)
というわけで、最新のファームウェアを利用して、快適なSurfaceライフを送りましょう。
最新のファームウェアが更新された場合には、当ブログでも簡単な日本語解説付きでお知らせしているので、のぞいてみてくださいね!