Surface Pro 3セットアップの注意点:Windows UpdateでペンやBluetoothのトラブルを防ぐ
Surface Pro 3のセットアップ後、続けてWindows Updateを!
Surface Pro 3のセットアッププロセス自体にはつまづきやすい点は少ないですが、セットアップが終了した後には複数やることがあります。
- Windows Updateによるシステムアップデート
- 各種アプリのインストールとアップデート
- サードパーティ製セキュリティソフトのインストール(なお、Microsoft製のWindows Defenderは標準搭載)
- 周辺機器(マウスなど)の接続
- Office Home and Business 2013のセットアップ
このうち、1のWindows Updateは優先的に実施するのがよいと思いました。
というのは、私が確認できた範囲で、セットアップ直後に発生した問題がWindows Updateで解消したからです。
セットアップ直後に発生した問題:Bluetoothマウスとペンボタン
私はWindows Updateをかける前に遭遇した問題の1つは、Bluetoothマウス(Microsoft Sculpt Confort Mouse)が認識されないという問題です。
Bluetoothマウスが認識されない
ただの「マウス」としてしか認識せず「ペアリング」しようとしても失敗し、使うことができませんでした。
同時に、Type Cover 2のタッチパッド部分も操作に反応せず、タッチパッド関連の設定項目も消えた状態でした。
このため、画面タッチ操作で Windows Updateをかけたところ、無事「Sculpt Confort Mouse」として認識され、使えるようになりました。
Type Cover 2のタッチパッドも動作するようになり、設定項目も表示されました。
Surfaceペンのトップボタンダブルクリックがきかない
Surfaceペンのトップボタンは、シングルクリックでOneNoteが起動、ダブルクリックでOneNoteにスクリーンショットが取れるように設定されています。
このうち、ダブルクリックによるスクリーンショットの取得は、セットアップ直後には機能しませんでした。
Surface ペンを使ってスクリーンショットを取得し、OneNote にコピーすることができます。方法は次のとおりです。
手順 1: コピーする画像を表示します。
Web ページや写真など、画面に表示する任意の画像でかまいません。手順 2: Surface ペンのトップ ボタンを 2 回ノックします。
手順 3: スクリーンショットに取り込む領域を選択します。選択するには、ペン先を画面上の要素の 1 つの隅から対角線上の反対側の隅までドラッグします。ペン先を離すと、選択した領域が OneNote の新しいページに表示されます。
Surface Pro 3 用の Microsoft Surface ペン
Windows Updateを実行し、さらに、Windowsストアからストアアプリ版のOneNoteを最新版にアップデートしたところ、、無事ダブルクリックでスクリーンショットが撮れるようになりました。
この点については、公式マニュアルにも言及されていますね。
トップ ボタンを 1 回ノックすると OneNote が開くが、2 回ノックしてもスクリーンショットが取得されない場合は、Windows と OneNote の更新プログラムをインストールすることが必要な可能性があります。方法は次のとおりです。
Surface Pro 3 用の Microsoft Surface ペンのトラブルシューティング
このほか、私は遭遇しませんでしたが、先行した発売された海外版ではWi-Fi接続に問題が発生する場合があり、7月16日付で配信されたファームウェアップデートで改善されています。
Surface Pro 3の6~7月ファームウェアアップデートの内容 - Surface 2 非公式マニュアル + Windows Phone(使い方・活用法)
Microsoft schedules Surface Pro 3 update to fix Wi-Fi issues | ZDNet
Surface Pro 3 Wi-Fi Fix | Mobile devices content from Paul Thurrott's SuperSite for Windows
Windows Updateの内容:私の場合
なお、私のSurface Pro 3の場合、セットアップ後に実施したWindows Updateは計2回でした。
1回目は更新プログラム1つのみ。
2回目はかなり大量。その1
2回目その2。「システムファームウェアの更新ー2014/07/16」が含まれています。
現時点は発売直後のためか、アップデート適用→再起動のサイクルは2回で済みました。
結論:不具合遭遇を回避するためにも、Windows Updateの早期実施を
ということで、私のケースで発生した問題とWindows Updateによる解決の経緯をご紹介しました。
セットアップに続いてWindows Updateをすぐ実行するようにすれば、このような事態は防げると思います。
何かの参考になりましたら。