OneNoteにスマートフォンのブラウザやアプリから直接クリップする機能は意外と便利
スマートフォンから直接OneNoteにクリップする新機能が公開
今年に入ってから、Microsoftのクラウドメモ・ノートサービスOneNoteは、Webクリッパーの提供など大きな進化を見せていましたが、このほど、スマートフォンでの情報収集をさらに便利にする新機能が追加されました。
それは、スマートフォンのブラウザやニュースアプリなどから、me@onenote.comにリンクを送信すると、閲覧中のページの内容がOneNoteにクリップされるというものです。
※me@onenote.comアドレスの登録方法やデスクトップブラウザーからのクリップ方法はこちらをご参照ください。
Surface 2非公式マニュアル(32) 今が"旬"OneNoteの新機能4つを使いこなす - Surface 2 非公式マニュアル + Windows Phone(使い方・活用法)
We just made it easier than ever to clip the web — now, when you send an email with a URL to me@onenote.com, we’ll clip a screenshot of the webpage along with the email’s contents into your OneNote notebook.
Clip the web with me@onenote.com! | Office Blogs
早速iPhoneで試してみたので、その手順をまとめておきます。
手順は簡単。Webページのリンクをme@onenote.comに送信
Webブラウザ(Safari)の場合:簡単
まず、Safariで先ほどのOneNoteの新機能紹介ページをクリップしてみます。
Safari下部の共有ボタンを選択
「メールで送信」を選択
メールアプリが立ち上がり、Webページの題名が件名に、リンクが本文に書きこまれる。これを宛先「me@onenote.com」あてに送信
結果、Surface 2のOneNote2013「クイックノート」セクションに新しいノートが追加されました。メールの件名がノートの題名になり、Webページの内容がURLとともにクリップされています。
ニュースアプリ「Gunosy」の場合:簡単
続いて定番ニュースアプリの1つ、「Gunosy」の記事をクリップしてみます。
トップニュースを選択してみました。
記事が表示されるので、右下の共有ボタンを選択
「メールで送る」を選択
先ほどと同じように題名が件名、本文がリンクURLになったので、宛先「me@onenote.com」あてに送信。
OneNote2013での確認結果。Safariと同様にクリップできました。
Twitterの場合:少し注意点あり
さらに、情報収集に使うことも多いTwitterでも試してみました。
タイムラインから、ツイートに含まれているリンクを選択
リンク先が表示されるので、右上の「共有」ボタンを選択
ここが要注意点。Twitterから共有する場合、メール本文に入るリンク冒頭の「http://」が抜けています。これが入っていないと、肝心のページの内容がクリップできませんでした。
また、「公式Twitterアプリのダウンロード」も削除します。
修正したメールをme@onenote.comに送信したところ、無事OneNote2013でクリップを確認できました。
結論:Twitterでは少し使いづらいがそれを差し引いても便利な機能
これまで、私はモバイルのWebページやニュースアプリからのクリップには「Pocket」を主に使っていましたが、OneNoteにクリップできるのであれば、こちらに切り替えてみたいと思います。
ただ、欲を言えばメール送信方式ではなく、「~で開く」や、アプリで「コピー」してOneNoteを立ち上げるとクリップできる方式にも対応してもらえると手間がさらに少なくてよいなと思いました。
急ピッチで使い勝手の改善が進められているので、今後のさらなる進化に期待です!