Surface 2非公式マニュアル(33)-2 Windows Updateでの再起動の法則
更新プログラムをインストール後、再起動せずに 3 日経過した場合は System Critical Notification形式で表示されます。
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Windows Updateの要注意点「再起動」の法則を理解する
Surface 2では、Windows Updateを通じてシステムが最新の状態に更新されます。
通常はSurfaceを起動している間にダウンロードが行われ、自動的に適用されますので、ユーザーが意識する必要はありません。
しかし、ファームウェアアップデートなど重要な更新プログラムの場合は、適用の際にシステムの再起動を求められることがあります。このため、「わずらわしい」と感じるケースもあろうかと思います。
再起動そのものはシステムの安全と安定をキープするために必要なので、法則とクセを理解して、うまくタイミングをコントロールすることが有効です。
本記事では、その方法をご紹介します。
自動で更新プログラムが適用された場合、どうなるか
重要な更新プログラムが自動でダウンロードされた場合、時間の経過に応じて以下のようなメッセージが表示されます。(公式サイトより)
- 更新のインストール完了後 から 3 日後まで:
ログオンやロック画面上の通知で「重要な更新プログラムのインストールを完了するために、○日以内の再起動が必要です」とメッセージが表示されます。このメッセージが表示されたら、任意のタイミングで再起動を行ってください。
- 3 日後:
3 日経過後に最初にユーザーがログオンまたはロック解除したタイミングで、System Critical Notification 形式の 「○分で再起動します」というメッセージが表示されます。メッセージが表示されてから、15 分以内に強制的に再起動が行われます。
尚、電源オプションについてはインストール完了から 1 日目までは 「更新して再起動」 あるいは 「通常のシャットダウン」が選択可能です。2 日目以降は「更新して再起動」「更新してシャットダウン」が選択できるようになります。
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「起動時またはスリープ復帰時に通知を表示」→「3日経過後は、特別な通知を表示し15分以内に強制適用」という順番ですね。
少しやっかいなのは、強制適用が出てしまうと、これからSurface 2を使って何かしようとしているときに、中断してしまうことです。
これは避けたい。ではどうすればよいでしょうか。
強制再起動を避ける方法は2つ
- 重要な更新プログラムを手動で適用する
- 再起動を促すメッセージがロック画面に表示されたら、その日の作業を終了するときに「更新して再起動」を選択しておく
1.は私のおすすめの方法です。再起動が必要なのは、ほとんどの場合月1回・第2火曜日(日本時間では第2水曜日)の定例パッチ配信日なので、この日に手動適用をかけておけば後で再起動する必要は
詳しくはこちらの記事をご参照ください。
Surface 2非公式マニュアル(33) Surface版Windows Updateの仕組みと使い方 - Surface 2 非公式マニュアル + Windows Phone(使い方・活用法)
2.は、更新通知に気づいたら、終了時にそのままスリープするのでなく、「更新して再起動(またはシャットダウン)」を選択しておくということ。起動時に通知が出ていたことを覚えておく必要があります。
結論:法則を知っていれば再起動は怖くない
以上、Windows Updateと再起動の関係についてでした。
再起動が必要な更新プログラムの場合、何らかのタイミングでユーザーが更新の許可を出す必要があります。(これは、iOSやAndroidでも同様です)
本記事でご紹介したように、このタイミングを上手にコントロールできれば再起動による作業の中断を避けることができますので、ぜひ皆様も自分に向いた方法を見つけてみてください!