Surface 2非公式マニュアル(15)-3 PDFファイルに手書きで書き込みした後、PDF形式で再度保存する
iPad/iPhone、Android、Windows向け手書きノートアプリ「Note Anytime」
Windows ストア の Windows 用 Note Anytime アプリ
「Surface 2で手書きノート」に便利なNote Anytimeだが・・・
以前の記事で、Surface 2でPDFファイルに書き込みをする手段について書きました。
- 注釈やハイライトを加えるだけなら「Adobe Reader Touch」アプリ
- 手書きで書き込むなら、「Note Anytime」か「OneNote」アプリ
Surface 2非公式マニュアル(15) PDF資料は閲覧できますか?→閲覧も書き込みもできます。 - Surface 2 非公式マニュアル + Windows Phone(使い方・活用法)
ところが、いったん手書きで書き込んでしまうと、「Note Anytime」「OneNote」それぞれの独自形式ファイルでの保存になるという問題がありました。
では、手書きした後でPDF方式に戻す方法はないのか・・? というのがこの記事のテーマです。
「Note Anytime」のiOS版には、ノートをPDF形式で出力する機能がある。ということは・・
実は、「Note Anytime」アプリは、もともとiPad版から出発しており、iOS版にはWindowsストア版やAndroid版にはない「PDF形式での書き出し」機能が実装されています。
このため、iOS版と連動させれば、Surface 2で書き込んだPDFファイルを再び独自形式からPDF形式に戻すことができます。
以下、Surface 2とiPhoneでその手順をご説明します。
Surface 2のNote AnytimeでPDFファイルを開き、手書きして保存
・まず、標準の「リーダー」アプリでPDFファイルを開き、共有チャームから「Note Anytime」に送ります。
・Note Anytimeが起動し、PDFファイルを読み込んで独自形式に変換します。
・変換が完了すると、手書き入力ができるようになるので、手書きメモを加えます。
・左上の矢印をクリックしていったんメニュー画面に戻ります。
・すると、Note Anytime独自のクラウドサービス「デジタルキャビネット」にノートが同期されます。(事前にアカウント登録と自動同期の設定が必要)
・同期が終了したら、Surface 2側の作業は終わりです。
iPhoneのNote Anytimeでノートを同期し、PDF形式でOneDriveにアップロード
・iPhoneの「Note Anytime」アプリを起動し、ノートを「デジタルキャビネット」と同期します。
・先ほど書き込んだノートがiPhoneと同期されるので、それを開き、右上の共有アイコン→「アプリケーションに送る」→「PDF形式」→「OneDriveアプリを選択」
・OneDriveアプリでPDFファイルをOneDriveにアップロードします。
以上でiPhone側の作業は終わり。
これで無事手書きされたファイルがPDF形式でOneDriveに保存されました!
あとはSurface 2で、またはOneDriveにアクセスできるほかのデバイスからも手書きされたPDFファイルが閲覧できるようになります。
結論:PDFに安心して手書きし放題! でも、少し面倒
というわけで、Surface 2で手書きしたPDFファイルをPDF形式に戻して保存することは「できる」ことがわかりました。
しかし、少しく面倒くさい。やはり、自炊や電子書籍関係の使い勝手は、長年の蓄積があるiOS陣営にアドバンテージがあります。
Windowsストア版のNote Anytime(有料アプリランキング1位)が、ノートのPDFエクスポート機能を実装してくれれば話は早いのですが・・・。
ここは、Metamoji社にフィードバックを送って早期実装を期待しましょう!
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