【速報】試してわかった! 本日公開:Office Onlineのよいところ
本日公開! Office Onlineは何が変わったのか?
昨日のSkyDrive→「OneDrive」のリニューアルに続き、本日はOneDrive上で使えるWebサービス版のOfficeである「Office Web Apps」が「Office Online」にリニューアルされました。
オンライン版の Office が「Office Online」として生まれ変わり、ますます便利になりました。 - Office Blogs - Site Home - TechNet Blogs
Microsoft launches Office Online in battle with Google Drive | The Verge
既に利用可能になっています。
では、名前が変わって、中身はどう変わったのか? ざっとチェックしてみました。
Office Web Appsから名称変更した理由とサービス内容の変更点
上記のMicrosoftのブログによると、以前の名称は「Apps」だったため、アプリと勘違いするユーザーが多かったとのこと。「Google Apps」に対抗した副作用でしょうか。
名称変更に伴うサービス内容の変更点は以下のとおりです。
- 従来はOneDrive (旧名称 SkyDrive) サービスの一部で見つけづらかったため、「Office.com」をサービスの入り口として導入
Microsoft Office Online - Word, Excel, and PowerPoint on the web
- テンプレートを追加
- オンライン共同作業が可能。ドキュメントの共同編集中、他のユーザーがどの部分で作業しているかを確認でき、彼らが加えた変更が随時反映。
- 共同編集にデスクトップ アプリを利用可。
「Office Online」はMicrosoftのクラウドサービス全体のブランドに
そもそも、Surface 2がメインマシンだとOffice Web Apps自体ほとんど使うことがなかったのですが、今回改めて使ってみました。
まず、Office.comにアクセスすると、Office Online版の「スタート画面」が表示されます。
これを見ると、従来の「Office Web Apps」「Outlook.com」「OneDrive」「カレンダー」が「Ofiice Online」のサービスになっていることがわかります。
つまり、Microsoftの個人向けクラウドサービス全体を「Office Online」としてリニューアルした、というのが今回の主眼のようです。
各Webアプリの使い勝手はどうか?
例えば、「Word」を選択すると、以下のようなダイアログが出てきます。
これは、Officeの各アプリを立ち上げた時の動作に沿ったものです。
30分ほど各サービスを使ってみましたが、普通に使えました。Office Web Appsをあまり使っていなかったので、すみませんが詳細な違いは判りません。
冒頭画像をご覧頂けばわかるとおり、UIがアプリのOfficeと似ているので、動作が若干緩慢なのを除けばOffice2013と同様の感覚で使えます。
結論:Google Appsの後追いをやめ、真のオンライン版OfficeになったのはGJ
従来の「Office Web Apps」は、先発の「Google Apps」「Google Drive」を意識するあまり、OneDriveサービスの一部という位置づけになっていました。
しかし、今回のリニューアルにより、より「オンライン版のOffice」であることがはっきりし、わかりやすく使いやすくなったと思います。
ばらばらだったコンシューマー向けクラウドサービスが1つのブランドでまとめられたのもGood Jobです。
今回はテストできませんでしたが、リアルタイムの共同編集作業も、Google DriveやiWork.comがすでに実装している機能なので、競合に劣っていた点がなくなるのはよいことだと思います。
Surface 2からも利用できるはずなので、チーム作業をする方には朗報になるのではないでしょうか?
↓もし、当サイトの記事がお役に立ちましたら、ブクマないしツイートしていただけますと励みになります!