iPhoneがないと、Surface 2&RTの価値は半減する
実はSurface RTの競合製品ではなく、必須の連携アイテムであるiPhone
Windowsストアアプリが少なくても何とかなるのは、iPhoneのおかげだった
先日、Windowsストアアプリが充実していないことは、工夫次第で何とかなるという趣旨の記事を書きました。
Windowsストアの砂漠を乗り越えてSurface 2&RTを使いこなすただ1つの方法 - Viva! マイタブ (Surface RT / Windows Phone)
そのあと、PC Watchの西川和久さんの記事を読んで、ハタと気づいたのです。「iPhoneがあるから、Surface RTがスムーズに使えている」と。
まだまだ(使い物になる)Windowsストアアプリは少なく、不足部分はスマートフォンなどで補完する必要はあるが、適材適所で使えば、ほとんど事足りている。
【西川和久の不定期コラム】Microsoft「Surface 2」 ~4倍速でフルHDになったWindows RT 8.1搭載2代目Surface! - PC Watch
アプリを使いたければiPhone、作業したいならSurface
気づいてみれば何でもないことでした。アプリを使いたければ、iPhoneを使えばよかったのです。
スケジュール・Todo管理、メモ、天気の確認、ニュース・SNSの新着確認、写真の撮影、こうした「インプット」にはアプリが非常に役立ちます。まさに、iPhoneの得意分野です。
それに対して、収集した情報をさらに深く調べたり、加工してまとめる「アウトプット」にはSurface RTが活躍します。
両者は、見事な補完関係にあります。
iPadはiPhoneと役割がかぶり使いづらかった
私は、iPadからSurface RTに乗り換えたことを以前書きましたが、iPadは結局、使いどころの難しいデバイスだったなと思っています。iPadのアプリを使ってすることって、たいていはiPhoneでもできるんですよ。
すると、わざわざデカいiPadを出してきて使うのが面倒になり、次第につかわなくなってしまった・・・、というわけです。
Surface RTは、メインの使用アプリがOffice2013とIE11なので、iPhoneとかぶることがありません。
今では、iPad時代の10倍Surface RTを使っています。
iPhoneとSurface:2つの懸け橋となるのがSkyDriveとOneNote
AppleとMicrosoftは、どちらかというと敵対関係にあるので、素のままだとiPhoneとSurface RTは連携はしません。そこでカギになるのがiPhoneアプリ「SkyDrive」と「OneNote」です。
前の記事でも書きましたが、この2つを入れておけばiPhoneのデータをスムーズにSurfaceと共有することができます。くれぐれもiCloudを使われないよう。
それ以外のアプリ(Pocket、Wunderlistなど)については、必要に応じIE11上のウェブサービスで補っていく必要があります。
それでは。
※なお、私はAndroidはおすすめしません。理由は深刻な断片化によってセキュリティ上の脅威があるからですが、それについては改めて書きます。
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