Surface 2をプロはどうレビューしたか? ポイントまとめ
現行のSurfaceファミリー
プロの実機レビューがそろってきたのでまとめました。
おはようございます。
Surface 2も、発売後10日余りが過ぎましたが、その間にプロのライターさんの記事も出そろってきました。
プロの記事は、製品の使用感だけでなく、技術的な背景や他機種との比較も詳しく書かれています。参考になりますね!
西川和久さん
【西川和久の不定期コラム】Microsoft「Surface 2」 ~4倍速でフルHDになったWindows RT 8.1搭載2代目Surface! - PC Watch
ハードウェアレビューの第一人者、西川さんの記事。初代Surface RTのユーザーでもあるそうです。
以下の点は、私も特にうなづくところがありました。(引用太字は私によるもの。以下同じ)
まだまだ(使い物になる)Windowsストアアプリは少なく、不足部分はスマートフォンなどで補完する必要はあるが、適材適所で使えば、ほとんど事足りている。
Bay Trailを搭載したタブレットや2-in-1はフルのWindows 8.1が作動し、筆者のニーズを満たすが、現状「これは!」と思うデバイスは登場していない。むしろ3G/LTEに対応したNokia「Lumia 2520」(Windows RT 8.1/Snapdragon 800)が気になる存在だが、残念ながら日本での発売は期待薄だ。
そのような中、発表されたのが今回ご紹介するSurface 2だ。
iOSデバイスは新規購入分からiWorkが無料、Androidは多くのケースでOffice Suiteがバンドルされており、似たようなOffice環境はあるものの、そこは業界標準Office、そして、ほかのアプリを参照しながら操作可能と、この点に関しては圧倒的なアドバンテージがある。
本田雅一さん
Surface2実機レビュー。4倍高速化で生きる「"タブレット+α"」のコンセプト(本田 雅一) - 個人 - Yahoo!ニュース
本田雅一のクロスオーバーデジタル:「Surface 2/Pro 2」の立ち位置とこれから進む道 (1/3) - ITmedia PC USER
実機レビューに加え、Surface 2がなぜ革新的な製品なのか、Microsoftの製品戦略を踏まえて丁寧に解説されています。以下の点は特に共感を覚えます。
マイクロソフトは初代Surface、Surface Proでの経験を短い期間に学習し、それぞれのバージョン「2」で製品としての完成度を大幅に高めてきた。もちろん、Surface2とSurface Pro2の2製品だけで、あらゆるニーズを満たせるわけではない。しかし、確実に特定の利用者層を獲得する魅力ある製品になった。
iPadとノートPCの間で移ろいながら、結局、どちらがいいか、腹を決めかねていた方には、Surface2はピッタリの製品だ。従来機にあったパフォーマンス不足やWindows 8の機能がこなれていなかったことによる使いにくいさが改善され、本来、マイクロソフトが目指しているコンセプトをストレートに享受できる。
筆者はマイクロソフトが新しいWindowsで目指す世界観をもっとも表現している製品として、Surface2に注目したい。今後、この製品を拡張する際に、ペン入力機能やWAN通信機能を内蔵したものが出てくることも期待しよう。
海外記事:CNETのみ日本語訳
マイクロソフトの「Surface 2」レビュー--性能やデザイン、使用感など - CNET Japan
Microsoft Surface 2 review | The Verge
AnandTech | Microsoft Surface 2 Review
REVIEW: Microsoft's Second Attempt At A Surface Tablet Still Falls Short - Yahoo Finance
どれも比較的辛口です。特にデスクトップアプリが動かない点。工夫と割り切りでほとんど何とかなるのですけどね。
Windowsストアの砂漠を乗り越えてSurface 2&RTを使いこなすただ1つの方法 - Viva! マイタブ (Surface RT / Windows Phone)
それでは。
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