SurfaceユーザーはiWorkの無料化を完全スルーでOK
Surfaceシリーズ最大の売りであるMicrosoft Office
iWorkは無料化したけれど
少し前、Appleが新規ハード購入者向けにOfficeスイートiWorkを無料にしたことが話題になりました。
新iWorkとiLifeはGarageBandも含めて新規購入MacとiOS端末ですべて無料 - ITmedia ニュース
これは、AppleによるMicrosoftへの攻撃との憶測を呼び、両社の間でも舌戦が繰り広げられました。
「iWorkは水増しソフト」──MicrosoftがAppleに反撃 - ITmedia ニュース
米Microsoft、AppleのiWork無料化をあざ笑う~しかしOS無料化には触れず -INTERNET Watch
ところが、「Officeは無料」はSurface 2やSurface RTのユーザーにはすでに当たり前のことなのです。
SurfaceではOfficeはOSの一部
実は、Surface RT版のOfficeは、ノートパソコンやSurface PROに入っているOfficeとは根本的に性格が違います。
SurfaceのOfficeは、単なるプリインストールソフトではなく、OS(Windows RT)の一部です。
Surface 2もSurface RTも、Officeを最初に立ち上げたときに通常必要になる「ライセンス認証」の手続きが不要です。これは、OSとOfficeが別ソフトではないということを意味します。
OSの一部だから、OSのアップデートでOutlookが無償で追加された
Windows 8.1にアップデートした際、Surface RTのOfficeにはOutlook2013が追加されました。単品パッケージで11,340円もするソフトを無償で配布するというのは、従来のMicrosoftでは考えられません。
それは、「Outlook2013は、Windows RT 8.1の一部だから」です。普通のパソコンならこんなことはあり得ません。Microsoftのハードゆえの特権で、私がSurfaceを強くおすすめする理由の1つです。
OSが無償でアップデートされている限り、Officeもアップデートされる
もちろん、未来永劫Officeが無償提供される保証はありません。
しかし、OSの一部であるという位置づけが動かない以上、OSがアップデートされる限り、Officeのアップデートもそれに合わせて行われると考えるのが自然でしょう。
個人的には、現在のWindows 8.xシリーズが続いている間は、OSとその一部であるOfficeは無償でアップデートが継続するものと期待しています。
世界最高峰のMicrosoft Officeが無料で使い続けられる。これぞSurface RT!
こうしてみると、iWorkが無料提供されるのは、Surfaceユーザーにとって「あ、そうですか」という程度の話です。MS Officeとの互換性が不十分なソフトはたとえ無料であろうが広く普及することはありません。
おっと、余所の製品をdisってはいけませんね。私はこのくらいで。
Apple の iWork が Microsoft Office にはかなわないと考える8つの理由 - インターネットコム
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