Windowsストアの砂漠を乗り越えてSurface 2&RTを使いこなすただ1つの方法
Windowsストア:人気アプリコーナー。残念ながら定番・有用アプリが少ない
デスクトップとストアアプリの中心で「ない」と叫ぶ
Surface 2&Surface RTでは、従来のWindowsアプリ=デスクトップアプリとWindows 8で加わった新しいストアアプリの両方が動作します。ただし、現状では、以下のような制約があります。
「OS標準装備以外のデスクトップアプリが動かない」
「ストアアプリが少ない。使えるものは特に少ない」
これを聞くと、「どっちもダメでないかい!」と普通の人なら突っ込みたくなるでしょう。当然のことだと思います。
ただ、発想を逆転して、「タブレットはiPadのようにたくさんアプリを入れて使うもの」という考え方を捨てれば、Surfaceの持つ魅力が見えてきます。
アプリなど必要最小限でOK! ここは砂漠ではない。オアシスだ
ないものはない。ならば、あるもので代用する。アプリの選択の自由ではなく、アプリを使って何をするかを考える。
すると、使えるアプリの選択肢が絞られてきます。具体的には、以下の2つを満足していればOK。
- 定番サービスである
- iPhone(スマホ)と連携できる
(1)クラウドドライブ編
「SkyDrive」一択です。直ちにSkyDriveアプリをiPhoneにインストールしましょう。これで、スマホとSurface、パソコンで書類や写真が共有できます。
Office文書を外出先で閲覧できます。
(2)クラウドメモ編
「OneNote」を直ちにiPhoneにインストールすれば、データがSkyDriveで共有されます。iPhoneで出先で書いたメモが、自動でSurfaceとパソコンに同期。
なお、定番クラウドメモ「Evernote」のストアアプリ版もありますが、今一つ使いやすくなく、レビュー評価も低いです。お好みでこちらでも。
(3)メール・カレンダー編
iOS標準の「メール」「カレンダー」に、MicrosoftアカウントのOutloook.comアドレスを追加しましょう。これで、外出先でもスマホでOutlookのメール・予定をチェックできます。
(4)SNS系
「LINE」「Skype」「Facebook」「Twitter」と大物定番ソフトが珍しくそろっています。この分野は特に問題ないでしょう。Surfaceのpeopleアプリも便利です。
(5)あとで読む系
iPhoneの2大定番「Pocket」「Instapaper」がありません。一方、Windows 8.1の新機能「リーディングリスト」はiOS版がないので、スマホから情報をインプットできません。
使うならPocketにし、SurfaceではIE11からウェブ版を使うのが最も簡単でしょう。
(6)タスク管理系
ほぼ全滅状態です。toodledoやAny.Do、Wunderlistなどが軒並みない。iPhoneで使っているアプリをIE11からウェブサービスで使うのが早道です。
(7)ニュースサービス系
Gunosy、SmartNewsのアプリはありません。Gunosyはウェブサービスがあるので、これをIE11で使えばOK。
あと、「はてなブックマーク」はアプリがあります。iPhoneアプリと合わせて活用可能。
まとめ:アプリが多いかどうかが問題じゃない。アプリを使っていけるかが重要だ
これまでのまとめ。
この2点で、Surfaceライフは大きく充実します。これを不便と感じる方には、Surfaceは向いていないといえますが、意外と多くの方は大丈夫なのでは、と思います。
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