Windows 8.1の新機能:Surface RTユーザー向けベスト1はSkyDrive!
Windows 8.1の新機能ベスト1はSkyDrive!
Windows 8.1で追加された機能は多岐にわたります。いちばん有名なのはスタートボタンの復活でしょう。
ただ、Surface RTでPreview版を二カ月弱使ってみた結果、私としては、使い勝手の向上にもっとも貢献しているのは、圧倒的に「SkyDrive」が第1位だと思っています。
なぜなら、新SkyDriveのメリットは非常に多くの場面で生きてくるからです。具体的に挙げれば、
- システムへの統合により、ローカルストレージ同様に扱える
- データ・設定・アプリの自動バックアップ・同期
- ドライブ空き容量の節約
システムへの統合により、ローカルストレージ同様に扱える
これにより、エクスプローラ上にシステムフォルダとして「SkyDrive」が表示され、ローカルフォルダ同様に扱うことできます。(下図の1)
無印Windows 8時代は、「SkyDrive」デスクトップアプリがインストールできないSurface RTは「オンラインストレージ」として使うしかありませんでした。この弱点が一気に解決されます。
もう、「マイ ドキュメント」(上の2)や「MicroSD」(3)の存在は忘れてもよいと思います。
データ・設定・アプリの自動バックアップ・同期
今まで、Windowsパソコンを使ってきて、もっともわずらわしいのが「バックアップ」と「他のデバイスで使うための持ち出し作業」でした。
また、パソコンを買い替えた際のアプリやデータの引っ越し作業も苦痛でした。
SkyDriveは、これらをクラウド上で自動で行ってくれます。iOSやAndroid、Windows Phone向けのアプリを使えば、スマホやタブレットでの利用も簡単です。
さらに、PCの設定まで同期してくれます。
新SkyDriveは、従来のパソコンのいやな点を解消し、iPhoneやiPadなみの使い勝手を実現する救世主と言えるでしょう。
ドライブ空き容量の節約
Surface RT(32GB)のCドライブは、初期状態で17GB程度しかありません。
これからさらに、書類や写真、OSアップデートのデータなどを保存していくとあっという間に容量がなくなってしまいます。
ところが、新「SkyDrive」フォルダは、ファイルを保存しても容量をそれほど食わないで済むのです。Surface RTユーザーには貴重な機能です。
この機能は、ファイルの実体はオンラインにありながら、あたかも内部ドライブにファイルがあるかのように見える新機能「スマートファイルズ」によって実現しています。
Microsoft、Windows 8.1におけるSkyDriveの仕組みを説明 - 名称は「スマートファイルズ」に | マイナビニュース
MicrosoftはWindows 8.1プレビューの利用者が、ファイルをローカルストレージに保存するタイプと、オンラインストレージのみを利用するタイプに分かれいたという。後者はスマートファイルを利用することで、スマートファイルズ非利用者よりも80パーセント未満のディスク容量を確保できた、とAkmal氏は説明した。
まとめ:Viva! SkyDrive! Microsoftさんありがとう
以上、新SkyDriveのメリットを整理してみました。特にSurface RTユーザーにとっては涙ものの便利機能が満載。
無印8はいったい何だったのか・・、というのはさておき、Windows 8.1+Surface RTの組み合わせは、本当におすすめですよ!
それでは皆さん、今夜のアップデートをお楽しみに!
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