Surface Pro 4 / 3 ビジネス活用日記

Surface Pro 4 / Surface 3 の意外と知らない活用法を発信します

Surface RTでの空き容量節約とファイル保管場所

 以前の記事で、Windows8.1 Preview導入により、Cドライブの空き容量が4GBほど増えたことを書きました。

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この後も、Surface RTを使用し続けていますが、空き容量は18.4GBをキーブしています。その秘訣は、ファイルの保管場所にあります。

 

データ保管場所は3種類・・どれを使うのか 

 

基本的にデータは増えていくもの。Cドライブの空き容量をキープするためには、Surface RTでは、データをどこに置くのがよいのでしょうか? 選択肢は3つもありますが、正解はただ1つです。

 

結論から言うと、図の1「SkyDrive」がベストです。

 

他にも、図の2のWindows伝統のドキュメントフォルダ、3のmicro SDカードがあるが、SkyDriveの使い勝手は他を大きく上回っています。

 

Windows8.1では、システムにSkyDriveが統合され、ExplorerにもSkyDriveフォルダが標準で表示され、この中身がクラウドを通じてSkyDriveと自動的に同期・バックアップされることになります。

 

ただし、ローカルとクラウドに同じファイルが保存されると、ローカルのストレージを消費します。そこで、容量の大きいファイルや使用頻度の低いファイルの設定を変更します。

 

具体的には、Explorer又は「SkyDrive」アプリから該当ファイルを右クリックし、「オンラインでのみ使う」をチェックすることです。このあたりの具体的な仕組みは以下の記事に詳しいです。

 

【特別企画】Windows 8.1 徹底解剖 第1回 OSに統合された“SkyDrive” - 窓の杜

 

Windows 8.1の「SkyDrive」デスクトップアプリはファイルの実体を直接同期しない。エクスプローラーで“SkyDrive”の同期フォルダーを閲覧すると、あたかもフォルダやファイルが存在するように見えるが、それはただの“プレースホルダー(場所取り)”で、実ファイルの情報やサムネイルデータでしかない。ユーザーがファイルにアクセスして始めて、バックグラウンドで“SkyDrive”からファイル全体がダウンロードされ、ユーザーに手渡される。(略)

 

 従来の方法のメリットは、処理がシンプルで不具合が起こりにくいことだろう。しかし、リモートに保存したファイルの実体がローカルにもコピーされるため、その分ローカルストレージを浪費してしまう。実際、頻繁に利用するファイルというものはそう多くはないので、これはまったくの無駄になってしまう。

 一方、新しい方法ではファイルの実体を保持しないため、ローカルストレージを浪費しない。文書ファイルや画像ファイル程度のサイズであれば、バックグラウンドのダウンロード処理によるオーバーヘッドもそれほど気にならないだろう。

 

 

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「オンラインでのみ使う」をチェックしたところ。Explorer上で表示される容量は変わっていないが、「プロパティ」を見ると実ファイル容量は大幅に少なくなっています!

 

これで、空き容量のやりくりに頭を悩ませずに済みますね!

 

 

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