Surface の ファームウェア用 msi / zip パッケージの命名規則の変更について
Surface のファームウェア・ドライバー パッケージ (msi / zip 形式) の命名規則が変更になりました
Surface のファームウェア・ドライバーを最新版に更新する方法としては、 Windows Update を利用する方法と、 Microsoft のダウンロード センターから msi / zip 形式の更新パッケージをダウンロードして適用する方法があります。
法人ユーザーの場合、パッケージから適用している方も多いことでしょう。
ダウンロード センターで公開されている更新パッケージは、従来は公開日によりファイル名がつけられてきましたが、本年 3 月より順次リリース番号による命名に切り替えられています。
新しい命名規則では、パッケージのファイル名はどのようになるか
新しい命名規則では、パッケージ名は以下のような形式になっています。
"SurfacePro4_Win10_" までは従来通りですが、そのあとの "160701_1" の部分が変わっています。
この部分は、以下のような意味になります。
16 > リリース年(2016 年)
0701_01 > リリース番号
リリース番号は日付ではありません。ご注意を
0701 の部分は日付のようにも見えますが、 Microsoft の社内でつけられているリリース番号です。
更新パッケージのファイルを管理する際には、間違えないよう注意してください。
Surface Firmware and Driver Pack が大幅リニューアル! Windows 10 / 4G LTE 対応版が提供開始
Surface のファームウェア更新プログラムのダウンロードサイトが大幅にリニューアル
法人ユーザーのお客様向けにダウンロード提供してきた、Surface Firmware and Driver Pack が、 Windows 10 の登場を機に大幅にリニューアルされました。
Download Surface software, firmware, and drivers from Official Microsoft Download Center
それとともに、提供されるファイルの量が大幅に増加し、どれを適用すればよいのか、少しわかりづらくなってしまいました。
この記事では、どのファイルが何の用途なのかを整理してみたいと思います。
提供されるファイルの一覧と用途
現在、Surface 3 / Surface Pro 3 の最新版ファームウェアのみで、これだけの種類があります。
"Win10" がついているものが Windows 10 向け、"Win8x" がついているか、または、何もついていないものは Windows 8.1 Update 向けです。
また、それぞれに .msi ファイル(更新向け)と .zip ファイル(展開向け)が提供されています。
用途に沿って、適切なものを選択してご利用ください。
<Surface 3 (Wi-Fi) 向け>
Surface3_Win8x_150623_2.zip
Surface3_Win10_150723_0.zip
<Surface 3 (4G LTE) 向け>
Surface3_NAG_Win10_150724_2.msi
Surface3_NAG_Win10_150724_2.zip
Surface3_NAG_Win8x_150724_3.msi
Surface3_NAG_Win8x_150724_3.zip
Surface3_ROW_Win10_150724_3.msi
Surface3_ROW_Win10_150724_3.zip
Surface3_ROW_Win8x_150724_3.msi
Surface3_ROW_Win8x_150724_3.zip
Surface3_US1_Win10_150724_2.msi
Surface3_US1_Win10_150724_2.zip
Surface3_US1_Win8x_150724_3.msi
Surface3_US1_Win8x_150724_3.zip
<Surface Pro 3 向け>
SurfacePro3_150623.zip
SurfacePro3_Win10_150723_0.msi
SurfacePro3_Win10_150723_0.zip
Surface 3 / Pro 3 の 7 月ファームウェアアップデートの全貌
Windows 10 向けと Surface 3 4G LTE モデル向けが初登場
Surface の最新版のファームウェア更新プログラムが 7 月末に公開されました。
今回から、提供内容が大きく拡充されています。具体的には、
- Windows 10 向けのファームウェア更新プログラムが提供開始されました。
- Surface 3 LTE モデルのファームウェア更新プログラムが提供開始されました。
このため、一部のモデルや OS については、7 月分の更新は配信されていません。
図解すると、以下のようになります。
詳細については、以下をご参照ください。
Microsoft Surface Pro 3 update history | Surface firmware updates
Microsoft Surface 3 update history | Surface firmware updates
7月ファームウェア 更新プログラムの配信状況 | ||
Windows 10 | Windows 8.1 | |
Surface 3 (WiFi) | 7月23日 | なし |
Surface 3 (4G LTE) | なし | 7月24日 |
Surface Pro 3 | 7月23日 | なし |
Surface 3 初のファームウェア アップデート(15/06/23)が配信:全般的な安定性向上
米国時間 6 月 23 日付で、Surface 3 のファームウェア更新プログラムが配信されました!
5月にダウンロードセンターで配信されたものを除くと、これが最初のファームウェアアップデートになります。
発売直後のためか、全般的に改善が図られています。
なお、Surface 3 のファームウェアは Surface Pro 3 のファームウェアとは別になります。 Pro 3 のものは使えません。
内容は以下の通りです。タイプ カバー、グラフィックス、オーディオ、Wi-Fi、カメラなどの安定性や品質を改善する内容が含まれています。
- Surface System Aggregator Firmware update (v1.0.49500.0) improves the experience while using the Surface Cover.
- Audio Device driver update (v603.9600.2563.61816) enhances audio performance and improves the audio experience on Surface 3.
- Surface Pen Settings driver update (v4.0.112.1) enables new functionality with the Surface app, available for free in the Windows Store.
- Camera driver update (v20.9600.3444.120) enhances the image and video quality while using camera.
- HD Graphics driver update (v10.18.14.4175) improves the display stability and graphics performance.
- Wireless Network Controller and Bluetooth driver update (v15.68.3091.193) improves the system stability and the Wi-Fi connectivity experience, also increases the network download performance.
現在、 Windows Update で順次配信中です。ダウンロードセンターからの配信は間もなく開始する見込みです。
買ってよかった! Surface 3 の画面保護の決定版:スクリーン プロテクター
Surface 3 の必携アクセサリは画面保護・ケース・マウスだと思います
Surface シリーズを購入するとき、必ず同時にそろえているのが画面保護フィルム・ケース・マウスです。
日々持ち運んで使うものだけに、ぜひともいいものをそろえたいところ。
今回、Surface 3 と同時購入したのもこの 3 製品なのですが、中でも、画面保護フィルムは当たりだったので、使い心地を書いておきます。
画面保護の決定版! Surface 3 スクリーン プロテクター
今回最大の当たりはこれでした。Microsoft 純正のガラス製画面保護フィルム。フィルムといっても、弾力性はあまりなく、1 枚のガラス板という印象です。
なぜ、私がこの製品に感動したか? というと、
・気泡ができない!
これまで、何回も画面保護フィルムでは気泡の山を築いてきました。画面に向かうたび、気泡と否応なく対面し、自身の不器用さを恥じる。
しかし! この製品はほぼ「板」なので、貼り付けるというよりは、画面上に置くような感じで簡単に貼れます。気泡がスーッと抜けていく様に感動!
・画面がとても美しい
表示がくっきりはっきり! 透明度が普通のフィルムより高いので、画面がワンランク美しく感じられます。高精細画面を満喫でき、文書作成でも写真表示でも満足できます。
・ペンとの相性がGood
画面保護フィルムの中には、ペンでの書き心地が今一つの製品があります。しかし、ここもガラスの長所か、ペンの滑りが最高です。
ということで、画面保護フィルムとしては6,000円台とかなり高価な部類ですが、その分の満足度はあるおすすめ製品だと思います!
Surface 3 の充電:Micro USB なら何でも使える・・・わけでもないらしい
一般的なスマートフォン向けの充電器
AC アダプターはかさばるし忘れやすい。できれば安い物ですませたいのです
Surface 3 では、一般的なスマートフォン・タブレットと同様、 Micro USB コネクターで充電する方式に変更されました。
これは何気にうれしい。従来の専用規格にもよいところはあるのですが、高額な純正アダプターを置き忘れたりするとダメージが大きい。
その点、 Micro USB 形式の AC アダプターはコンビニでも購入できるくらい普及しており、きわめて安価です。大きさも小さく、持ち運びやすいものが多い。
ところが、市販品がすべて問題なく使えるかというと、必ずしもそうでないかもしれません。
出力の小さい AC アダプターは要注意かも。
私は、本体同梱の AC アダプターは箱に入れっぱなしで、ドン・キホーテで買った安いものをつないておりました。
しかし、何か様子がおかしい。全然電池残量が増えていかない。気になって確認してみると、
ちょっと待て!! 充電してないよ。
よくよく見ると、電源に接続しているのに、電池残量は逆に減っていっている。
1000mA と充電能力が低いのが原因かもしれないと考えて、同じく安物の 1300mA の充電器に交換してみました。
一応、「充電しています」という表示にはなりました。
しかし、充電スピードが非常に遅い。一晩中充電してやっと満タンになるか?というレベルです。スリープ状態だと少し早くなりますが。
Surface 3 はタブレットとしてはかなり大型の部類だけに、充電にもそれなりのパワーが必要ということでしょう。
結論:急ぐ場合は、純正品か 2000mA 以上の製品を使うの吉かも
タブレット向けとして売られている充電器は、 2000mA 以上の電流を流せるものが一般的です。
Surface 3 付属の充電器は、13W と書いてあるので、おそら2500mA 以上になっているはず。
充電を早く終わらせたい場合は、純正品か、せめてタブレット用の製品を使うのがよさそうです。
(私は安物を使い続けますが)
気づきましたか? 何気にうれしい Surface 3 タイプ カバーの 3 つの改良点
以前と似ているけど、実は結構違う Surface 3 のタイプ カバー
Surface 3 を使い始めて、あれっ? と思ったのが、タイプ カバーのキー配列がこれまでと微妙に変わっていたことです。
具体的には、一段目のファンクションキーの列が変わっています。
変更点を確認してみると、これまで Surface シリーズ特有のクセがあり、使いづらかった部分が解消されていたので、まとめてご紹介したいと思います。
Surface 3 のタイプ カバー
Surface Pro 3 のタイプ カバー
違いは以下の 3 点
1. 省略されていた PrintScreen / Ins キーが復活
キー操作でスクリーン ショットを撮るのが楽になりました。
これまでは、 Fn + Space という特殊入力が必要でしたので。
2. 画面の明るさ UP / DOWN キーが追加
これまでは、なぜか専用キーが用意されていたのは「キーボード バックライトの明るさ UP / DOWN」のみで、画面の明るさの調節は Fn + DEL / BackSpace で行うという謎の仕様でした。
要は普通に操作できるようになったということで。
3. ファンクションキーとの切り替えがシンプルに
一段目の機能キーは、 Fn + Caps でファンクションキーとの入れ替えが可能でしたが、 Fn キー単独で入れ替えできるようになりました。
Fn キー上のライトで ON / OFF も識別できるようになり、どちらのモードなのか混乱することもなくなりました。
結論:使いづらい特殊な同時入力がなくなり、迷わず使えるように
これらの改良により、多くのケースでキーの刻印通りに操作できるようになり、タイプ カバー固有の特殊な入力法を覚える必要がなくなりました。
これで、社内でのキー入力に関するお問い合わせなども抑制できるのではないでしょうか。
Surface 3 のプリインストールアプリをチェックする: 設定アプリや Drawboard PDF など
これが、Surface 3 のプリインストールアプリ一覧だ!
Surface 3 にはメーカー独自アプリはなく、プリインストールされているアプリは最小限です。 シンプル イズ ベストですね!
初期状態のスタート画面で、緑色で囲ったものがプリインストールアプリです。(OS 標準のものは除く)
順番にみていくと、デスクトップ アプリは Office Home and Business Premium のみ。
ストア アプリが以下の 7 種類です。
- Fresh Paint (お絵かき)
- Skype (チャット)
- Surface アプリ (設定やマニュアル参照)
- Drawboard PDF (PDF 閲覧・書き込み)
- OneNote (多機能ノートアプリ)
- Flipboard (ニュース閲覧)
- Note Anytime (ノートアプリ。アップデート後は Metamoji Note)
Surface 3 から追加されたアプリ
この 2 つは、私も以前から愛用していたので、プリインストールになってよかったとしみじみ思います。
Surface アプリ
Surface ペンの筆圧設定や、オンラインマニュアルの参照ができる便利アプリです。
Surface 3 には簡易マニュアルしか同梱されていないので、特に、オンラインマニュアル閲覧機能は便利だと思います。
Drawboard PDF
おそらく私が日本で最初に紹介した、おすすめ PDF アプリです。
このアプリのよいところは、単に PDF を閲覧できるにとどまらず「閲覧しながらペンで書き込みができる」ところ。さらに、書きこみ付きで PDF 形式での保存が可能。これができるアプリ、ありそうでなかなかないのです。
Surface Pro 3 にあったけれども、削除されたアプリ
個人的に、この辺はいらないよなあ、と思っていたものが案の定外れました。
Skype WiFi
公衆 Wi-Fi スポットが利用できるアプリ。残念ながら日本国内では非常に使いづらかったのと、 LTE があるために削除されたのでしょうか。
ゲームアプリ
ビジネスユーザーが多いのに、何で付属していたのか不思議でならない生産性ダウン促進アプリ群。
大半の環境では使われることなく粛々と削除されていたであろうと考えると、なくなったのはやむなしか。
結論:シンプル イズ ベスト!アプリは自分で選んで入れよう
というわけで、Surface 3 には厳選されたアプリのみがインストールされています。
不要なアプリが入っていると、容量を食う上に削除するのも手間がかかる。
アプリはユーザーが自分で選んで入れてね、というのが Surface シリーズの基本思想です。
祝! Surface 3 初レポート! 「ベンチでモバイルワーク」は現実的か
さあ、 Surface 3 を持って、街に出よう!
昨日、予定通り Surface 3 を入手いたしました!!
というわけで、今日から怒涛の使用レポート&活用記事を発信していきますよ。
第一回は、機動力が最強になった Surface 3 の進化を実感すべく、さっそく外出して使い勝手を確認しました。
スイミングスクールのベンチでブログ記事は書けるか?
Surface Pro 3 は LTE が内蔵されていなかったので、主にカフェなどテーブルや机のあるところで使っていました。
しかし、 Surface 3 であればそのような制約はありません。どこでも大丈夫なはず!
ということで、子供の送迎がてらこんなところで作業してみました。
狭い! テーブルはない。Wi-Fi の電波も飛んでいない。結果は果たして…?
きわめて快適とはいいがたいが、作業自体は全然できる
記事を書いてみた結果、 もちろんテーブルにおいたほうが快適なのは間違いありませんが、書くこと自体は十分できました。
ポイントはこんな感じでしょうか。
- Surface Pro 3 よりも小型になったので、ひざの上に乗せやすい。
- 新タイプ カバーの打鍵感がかなり良い。ひざの上でもしなりやたわみを感じない。
- 体感速度が意外と速い。文字を打ったり、写真を加工して貼り付けたりする際の感覚は、Surface Pro 3 とあまり変わらないような気がする。
- バッテリーは 1 時間で 11% 減少。カタログスペック(10時間)と同程度。
気になる LTE の速度と通信量は?
さて、Wi-Fi を使わず LTE のみで作業していると、当然、気になるのはスピードと通信量。その点についても、確認してみました。
まず、通信速度から。
率直に言って、人様に自慢できるような速さではまったくありません。でも、作業するうえでは、この程度でも十分でした。通信できないよりは1000倍マシ、ということで。
気になる通信量は?
次は通信量。
ある意味 LTE の宿命ともいえる”速度制限”を避けるために、大変重要なのです。
このブログ記事を執筆する 40 分程度の間に使用した通信量を Windows の標準機能で測定しました。
記事を書いてこの量、多いとみるべきか、少ないとみるべきか。
ただ、1時間で 30MB のペースで使うと、5時間で 150MB。
30 日分で計算すると 4.5 GB。MVNO の最安プランはアウトです。 Y! mobile の 7GB プランでも、少しペースを上げたらオーバーしてしまいます。
通信量のやりくり方法は、相当考える必要はありますね。
結論:期待通りの快適さ! ただし通信量には要注意
ということで、初回レポートのまとめです。
- 外出先での使い勝手は現時点でまちがいなく最強クラス
- ただし、LTE の通信量には要注意。通信制限のダメージコントロールが必須
今後のレポートにもご期待ください!
検証! Surface 3 は SIM フリーであっても Y! mobile 以外で使うと違法になるのか?
Surface 3 は SIM フリー。でも、他社の SIM を使うと違法になる?
Surface 3 について 1 つのポイントとなるのが、個人向けの販売ルートは Y! mobile に限定されている一方、SIM ロックフリー(ロックされていない)であるということです。
docomo や KDDI の回線で利用できるのであれば、コストの安い MVNO 各社の SIM を利用でき、Surface 3 導入の敷居は大きく下がることになる。
しかし、本当にできるのか?? これが最大の問題です。
docomo 系の IIJmio の SIM が認識されたというレポートはあります。ただ、問題なく使えるのかどうか。
この点については、現時点で公式見解がありませんが、報道によると、このような情報があるようです。
LTE版にはSIMロックはなく、他社のSIMカードも使える。ただし、LTEの通信に利用する帯域としては、ワイモバイルが使っている2.1GHz(Band1) / 1.7GHz(Band3) / 900MHz(Band8)だけが公式サポートされる。機器としては、技術基準適合証明 (通称・技適)はこのバンドでだけ申請されており、他のバンドは「海外での利用時向け」とされている。だから、他社のSIMを挿して通信をすることもできるだろうが、日本国内では電波法違反となる可能性がある。
マイクロソフトがSurface 3で「LTE重視」にした理由 - 西田宗千佳の家電ニュース「四景八景」 (1) 日本で数を出すためには…… | マイナビニュース
Y! mobile 以外の回線を利用することが違法になるのなら、 SIM ロックフリーであったとしても意味がありません。
そこで、一般に出回っている情報の範囲で導かれる答を探ってみました。
Surface 3 が対応する LTE band と技適
Surface 3 本体が対応している LTE band は、公式サイトによると以下の5種類になっています。
Surface 3 タブレット - パフォーマンスと価値の完璧なバランス
ZDNet によると、これは LTE のバンドとしては、 band 1/3/7/8/20 に相当します。
Surface 3のハードウェアの仕様を見ると、対応するLTE周波数帯は、band 1(2.1GHz帯)、band 3(1.9GHz帯)、band 7(2.6GHz帯)、band 8(900MHz帯)、band 20(800MHz帯)の5つ。
MSがソフトバンクからSurface 3を売る明確な理由 - ZDNet Japan
このうち、国内での技術基準適合証明は、 SoftBank 回線が対応する band 1/3/8 のみについて取得されているとのこと。
ただし、LTEの通信に利用する帯域としては、ワイモバイルが使っている2.1GHz(Band1) / 1.7GHz(Band3) / 900MHz(Band8)だけが公式サポートされる。機器としては、技術基準適合証明 (通称・技適)はこのバンドでだけ申請されており、他のバンドは「海外での利用時向け」とされている。
マイクロソフトがSurface 3で「LTE重視」にした理由 - 西田宗千佳の家電ニュース「四景八景」 (1) 日本で数を出すためには…… | マイナビニュース
つまり、単純化すると、こういうことになります。
band 1/3/8 → 合法
band 7/20 → 非合法
docomo と KDDI は band 7/20 を使用しているのか?
Wikipedia によると、国内の各キャリアが利用している LTE band は以下の通りです。
Long Term Evolution - Wikipedia
Surface 3 が対応しているが、国内で利用すると違法になる band 7/20 は、 docomo / KDDI のいずれも利用していません。
つまり、docomo / KDDI の MVNO SIM を利用した場合であっても、意図せず band 7/20 に接続してしまうケースは想定できないということになりそうです。
暫定結論:接続検証の問題を除けば、ハードウェア的・法的な制約はないのでは
以上を踏まえると、暫定的な結論としては、このようなことがいえるのではないかと思います。
- Surface 3 の LTE は、docomo は band 1/3 、 KDDI は band 1 で通信できる可能性が高い。
- band 1/3 で接続している限り、技術基準適合証明に起因する法的問題は生じない
もちろん、通信試験は Y! mobile のみで実施されているということなので、どの程度快適または実用的に動作するかは検証が必要です。
ただ、「おそらく動くし、法的にも問題ない」とはいえる。ひとまず、公式見解を待ちたいと思います。